007 岐阜県 位山の天岩戸

【Introduction of Iwakura 7】


□分類:信仰設備(広義のイワクラ)

□信仰状況:民間に祭祀されている

□岩石の形状:巨岩組、岩屋

□備考:墳墓との伝説から信仰設備に分類、周辺に岩石群


□住所:岐阜県高山市一之宮町

□緯度経度:36°2'29.64"N 137°11'51.32"E

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位山(くらいやま)には、名前が付いた岩が数多く存在し、巨石群を形成しています。その中心と考えられる天の岩戸は、頂上近くに存在し、祠が設置されて祀られています。

飛騨の口伝によると、長である淡上方様が崩御されると位山の頂上に岩を運んで皇祖岩(すめらのおやいわ)とし、その横に埋葬した。そしてその後も代々の祖先を葬り、ヒルメムチ(天照大神)もここに葬られた。と伝わっています。

この口伝からは「墳墓」と考えられます。

位山が重要な聖山であることは、多くの古史古伝で伝わっています。

神武天皇が位山に登山すると、身一つにして面二つ、手足四本の姿をした両面宿儺(りょうめんすくな)が天から降臨し、天皇の位を授けたので、この山を位山と呼ぶようになった・・・飛騨の伝説。

ヒルメムチ(天照大神)が葬られている位山で、サヌ(神武)にイチイの木で作られた位板が授けられた・・・飛騨の口伝。

アマテル神を取り上げる際に、胞衣を割くのに、位山の一位の笏(さく)が用いられ、この笏を持つ者は神の末裔となった・・・『ホツマツタヱ』。

このような伝説が新興宗教を呼び込み、太陽神殿と光神殿が位山に建設されています。

 

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