002 兵庫県 淡路島の岩上神社の神籬岩

【Introduction of Iwakura 2】


□分類:岩石信仰(広義のイワクラ)

□信仰状況:神社に祭祀されている

□岩石の形状:巨岩群 中心はメンヒル(立石)

□備考: 周辺に岩石群


□住所:兵庫県淡路市柳澤乙

□緯度経度:34°26'25.01"N 134°50'30.67"E

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 神社の創建は、社伝によると1541年に柳沢城主の柳沢隼人佐直孝が、大和国石上神宮の分霊を迎え祭祀したことに始まるといわれています。県指定文化財に指定されている岩上神社の本殿は、1541年に奈良県三郷町龍田神社の旧社殿を移したものです。御祭神は、石上神宮の分霊なので「布都御魂大神、布留御魂大神、布都斯魂大神」となります。境内には、1985年に、奈良県吉野郡東吉野村の丹生川上神社を分霊した、罔象女神(みずはのめのかみ)を御祭神とする水神社が祀られています。さらに、境内には、神仏習合の名残として法輪山岩神寺も残っています。

 

「ひもろぎのお岩さま」とも呼ばれる神籬岩(ひもろぎいわ)は、岩上神社の本殿の西の丘の上に建てられた高さ12メートル、周囲16メートルの巨石です。周りにも数個の巨石が配されています。

岩上神社の本殿から見上げると、神々しい姿をしており、古代人が神の降臨を感じたとしても不思議ではありません。

「神籬」という言葉は、本来は樹木に対して用いられる言葉であり、誤用と考えられます。

岩石に対する祭祀の状況は不明ですので、岩石信仰に分類しました。

 

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