012 大分県 鶴原のメンヒル

【Introduction of Iwakura 12】


□分類:岩石信仰(広義のイワクラ)

□信仰状況:神社に祭祀されている

□岩石の形状:双巨岩、メンヒル(立石)が2本

□備考:


□住所:大分県竹田市

□緯度経度:32°57'26.29"N 131°21'39.38"E

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大正時代に鳥居龍造が鶴原のメンヒルと名付けた岩石です。メンヒル(Menhir)とは、鳥居龍造が使用した岩石の形態を示す用語で一本の岩石を立てたもの(立石)を示します。

2本の立石によって構成されており、7メートルほどの高さがあります。

西側から見ると、2本の立石は平坦な面になっており、南側の石の面は60度―240度(東北東―西南西)を成し、北側の石の面は0度―180度(北―南)を成しており、人工的に建造された可能性が高いと考えます。

また、境内の看板に、神社内に2本その他に3本が山林中にあると説明されてましたので周辺を探索しましたが残りの3本は確認できませんでした。

柱立神社に祭祀されていますが、詳細な祭祀形態は不明ですので、岩石信仰に分類しました。 


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